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追っかけウィンカーリレー

ジローがこの「タミヤ 1/14 トラック&トレーラーシリーズ]を購入して一番拘りたかった箇所の一つが追っかけウィンカーなんですね。
で、色々と自分なりに試行錯誤して色々と作ってみた作例を少しまとめてみます。
別にこれが最終型でという訳ではありませんし、他にも色々と方法はあるかもしれませんので、もし参考にして戴けるような事があれば幸いです。

※当サイトの書き込みソフトは秋月のPICプログラマーVer4を使用して います。
下で掲載しているソースを使用する際はFOSC「XT」、WDTE 「Disable」に設定して下さい。

※掲載している回路及びプログラム並びに情報等を使用し、発生したトラブル 及び損害につきましては一切の責任は負いかねます。使用にあ たっては個人の責任の下でご使用下さ い。
予め御了承ください。

555ワンショットタイマー

一見、タイマーなんぞ何の関係もないように思いますがCustom02の「555タイマー」で説明しています。
ひとことで言うと、使い方次第で市販のLED点滅回路などを使ってウィンカーリレーを作るときに使えるんじゃないかということですね。

555ワンショットタイマー+自作PIC回路

ウィンカーの点滅回 路とタイマーの回路を組み合わせた物です。
Custom02で説明したように、根本的に「4灯追っかけ」にするにはMFC-01からのウィンカーへの出力時間が余りに短すぎるため4灯全てを流し切 るのは不可能なので、その出力を0.5秒程保持する必要があります。
今まで書いたことはありませんが、一番最初はコンデンサーだけで出力した電力を保持させようと考えましたが、あまりに現実離れしているので敢えなく玉砕!
そこで考えた苦肉の策がコレです。
次に回路図です。 ジローも回路図なんて物は今まで書いたこともありませんので書き方なんか間違ったトコもあるかも知れませんが、基本的な導通するパター ンや部品なんかは間違ってないと思います。
右の図は簡単に言えば、真ん中の点線から左はタイマー部、右が流れるウィンカー回路と言う組み合わせになります。
コレを二組作って左右のウィンカーにします。
MFC-01からのウィンカー出力だと4灯を流しきる時間が不足しているので
タイマーで電力を保持する時間を遅延させています。
つまりウィンカーとして供給される電力が切れてから指定されている時間分遅延してから電力をカットするという形です。

回路が出来れば、次はPICを動作させるプログラムの作成です。コレも初めてですが何とかやってみました。ソースを貼っておきますのでWindows付属 のメモ帳などの、テキストエディタで必要に応じて編集して下さい。

 000.asm (右クリック→名前を付けて保存)

ソースを見て頂ければ、お分かり戴けるかと思いますが
「MAIN」から「LOOP」までにある右側の0と1が並んでいる部分があるかと思いますがこの0と1がLEDの点灯パターンです。感の良い方はお気付き かも知れませんが0が消灯、1が点灯していると言うことです。プログラムは上から下へ流れていきますので、この0と1の並びを見ると点灯パターンは分かる と思います。
ジローの場合は4灯ですが、3灯にしたければ4灯目の点灯と消灯の部分を削除してタイマーの遅延時間を調整するだけで自由に改変できます。


PICだけで動作するウィンカー回路

上で紹介したタイ マー+ウィンカー回路よりも回路自体はシンプルな造りになっています。タイマー部分が必要なくなったので半分の大きさで出来ました。
「遅延時間はどうした?」と思われるかも知れませんがその辺はぬかりありません。前回までのタイマーを使った回路はPICに電源が投入されると同時にプロ グラムを流し動作していました。つまり電力を供給している時間だけ動作し、電力が遮断された時点で動作が停止する仕組みでしたが、今回は常時PICには電 力が供給されています。

今回公開した回路図とソースを併せて見て頂くと分かると思いますが、17pin(RA0)にフォトMOSリレーを介して5Vが供給されて初めてLEDを点 灯させるプログラムが動作し始めるようになっています。
つまり車両に電源供給されている間はPICも常に動作し、17pin(RA0)を監視しているだけです。17pin(RA0)に電力供給されて初めて LEDを点灯させるプログラムに移行するということです。
こうすることでタイマーの回路が必要なくなりました。

勿論上のタイマーを使った回路で使ったプログラムとは少し違いますので
こちらの回路を使用する場合は↓のプログラムを使って下さい。

 002.asm (右クリック→名前を付けて保存)

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